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ザック“未来の代表”真剣選出「A代表と同じくらい悩んだ」

[ 2012年8月18日 06:00 ]

サッカー教室で真剣な表情で子供たちのプレーに見入るザッケローニ監督

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が“未来の香川、沢”を発掘した。

 17日に福島県いわき市で行われたアディダスジャパン主催のサッカー教室に特別講師として参加。11歳以下の地元小学生約180人に熱血指導を行った。

 炎天下のピッチで約2時間、立ちっぱなしで指導しながらミニゲームなどで全員のプレーに目を光らせた。その大きな目的は“未来の代表候補”を選ぶこと。名将のお眼鏡にかなった優秀選手5人は、年末に開催予定のJFAアカデミー体験入学に招待される。エリート養成機関に入る可能性が広がる倍率36倍の選考を、指揮官は「A代表を選ぶのと同じくらい悩んだ」と振り返った。

 このサッカー教室は年内に全国で6回実施されるうちの4回目。今回は被災地での開催ということで「早くに人生の厳しさを味わったことで普通の子供よりも成功する可能性を秘めているかもしれない」とエール。「5人だけじゃなく、これだけ優秀な子供がそろっていれば日本サッカーの未来は安心」と期待を寄せた。

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