“Jを世界基準に”権田、レベルアップを自身の使命に

[ 2012年8月18日 06:00 ]

五輪後初のリーグ戦に燃える権田(左)

 五輪戦士がJリーグを熱くする!FC東京は18日、ホームで大宮と激突する。ロンドン五輪で44年ぶり4強進出の立役者となったGKの権田修一(23)、DF徳永悠平(28)の代表コンビは五輪後初のリーグ戦での先発出場が濃厚。サッカーの母国で世界基準のプレーを体感してきた守護神は、Jリーグ全体のレベルアップを自身の使命と課した。

 ロンドンの熱を、Jのピッチにも――。関塚ジャパンの守護神が休む間なく大宮戦にスタンバイした。五輪では4戦連続完封を含む全6戦にフル出場し、日本を4強に導いた。その後、12日に帰国すると15日にはA代表の一員としてベネズエラ戦でもベンチ入り。それでも権田は「戦う準備はできています。時差ボケもきょう昼寝を我慢すれば問題ない」と力強い。

 使命感に突き動かされている。「当然、代表としての自覚はあります。五輪で世界基準のプレーを体感できた。僕たちがそういうプレーを見せることでJリーグを世界基準に、日本のサッカーのレベルを上げたい」。スペイン、メキシコ、韓国など世界の強豪と戦った五輪。その熱を、経験を、Jリーグに還元させる。

 疲労は意地でも見せない。「(本田)圭佑君とか見てるんで。前日に帰国して“あれ”ですからね」と笑ってみせた。15日の日本代表のベネズエラ戦。本田(CSKAモスクワ)はロシアから帰国した翌日にもかかわらず、90分間、攻めの姿勢を貫き、圧倒的な存在感を見せた。その姿を間近で見たら疲労の2文字は吹っ飛んだ。

 「東も五輪前とは変わってる。大きくなってると思って戦いますよ」。五輪での経験があまりに大きいからこそ、同じ五輪組の大宮MF東には警戒を強める。また日本を離れていた間、大宮に加入した外国人選手についても試合開始ギリギリまで動画をかき集め研究する構えだ。

 「理屈ではなく勝ちたい。それも今回の五輪で植え付けられました」

 すさまじい勝利への執念。権田の“熱い夏”はまだまだ終わらない。

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