向上心高い宇佐美 常に上のカテゴリーで成長 

[ 2011年6月27日 16:42 ]

 アタランタ(イタリア)、スポルティング(ポルトガル)とあった欧州クラブのオファーの中から、宇佐美は最も強豪チームのバイエルン・ミュンヘンを選択した。高校1年時の16歳でG大阪のトップ昇格を果たし、各年代の代表にも飛び級で選出。常に上のカテゴリーに身を置くことで成長してきた。

 練習では誰よりも早くグラウンドに出て、フェイントを繰り返す。ユース時代から見守る松波コーチは向上心の高さに目を見張る。「あいつは本当にボールが好きだよね」。海外選手のプレーをテレビで見ては習得に取り組み、ドリブルやシュートに加えてパスの起点にもなれる万能タイプになった。今季は一時、中盤の構成に偏重して得点から遠ざかったが「スルーパスは今後も継続したい。ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)とかプレーが幅広い」

 キリンカップでフル代表に初選出された際、ザッケローニ監督は将来性を理由とした。G大阪の西野監督も「(バイエルンも)同じように、彼の潜在能力に対する評価だろう」と語る。バイエルン・ミュンヘンにはロッベン(オランダ)ミュラー(ドイツ)らアタッカーにもトップ下にも世界トップ級の教本がそろう。日本の“至宝”とまで呼ばれる逸材はどんなタイプに力を伸ばすか。

 ▼G大阪・金森喜久男社長の話 彼が高校1年の時にユースの練習で初めて見た日は、忘れもしない。予定より1年早まったが、欧州でプレーする選手たちを見て奮起したのだろう。もう欧州に行く資格がある。活躍してヒーローになっていくと思う。

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