仙台とうとう止まった!開幕13戦目で初黒星

[ 2011年6月27日 06:00 ]

<清水・仙台>清水に敗れ、ガックリ肩を落として悔しがる仙台イレブン

J1第18節最終日 仙台0-1清水

(6月26日 アウスタ)
 仙台の快進撃がついに止まった。敵地で清水に0―1で敗れて今季13戦目にして初黒星を喫し、前節2位から4位に転落。1シーズン制での開幕からの不敗記録は12試合でストップし、2シーズン制を含めたJリーグ最多不敗記録にあと1試合及ばなかった。
【試合結果】

 最後まで1点が遠かった。今季初黒星を告げる終了の笛が鳴ると、仙台イレブンはがっくりとピッチに倒れ込んだ。開幕からの不敗記録がついに12試合でストップ。それでも敵地に駆けつけたサポーターは、最後まで諦めずに戦い抜いたチームの奮闘を大きな拍手で称えた。

 「今季のベストゲームのひとつ。選手は気持ちを込めて諦めない姿勢を表現してくれた。決定機を決めていれば…。負けるときはああいうシュートが入らないんだなと」

 手倉森監督が淡々と振り返ったように、シュート数(13対6)でも決定機でも相手を上回った。清水戦は昨季2戦2敗と相性が悪く、敵地では通算1分け2敗と未勝利。鬼門を突破して不敗記録を伸ばすために指揮官が温めていた“秘策”が、昨年12月に右膝の手術を受けて戦列を離れていたFW中原の今季初めてのメンバー入りだった。しかも日本代表MF関口を今季初めてメンバーから外し、そのスピードよりも1メートル81の高さを選択するという思い切った作戦だった。

 ワンチャンスを決められて先制を許した直後に「プラン通り」(手倉森監督)に切り札としてその中原を投入。ロスタイムにMF梁勇基(リャンヨンギ)のクロスからドンピシャのヘディングを放ったが、相手GKの正面を突いた。

 不敗記録が途切れて今季ワーストの4位転落。昨年4月11日に同じ敵地アウスタで1―5と大敗を喫してから8月まで14戦勝ちなしという長い“トンネル”に陥っただけに、選手会長のDF渡辺は「負けてからが大事。ここからはい上がる。震災でメンタルが強くなっているし、強くならないといけない」と前を向いた。次節はホームで昨季王者の名古屋と対戦。今季初黒星を引きずらないだけのタフさが、今の仙台にはある。

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