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原口25メートル突破弾!浦和の至宝“救いの一撃”

[ 2011年6月12日 06:00 ]

<大宮・浦和>ドローに終わり、悔しそうな表情で引き揚げる浦和・原口

J1第14節 浦和2―2大宮

(6月11日 NACK)
 浦和の至宝がチームを敗戦の危機から救った。0―2からPKで1点返して迎えた後半33分、左サイドを抜け出したU―22日本代表FW原口元気(20)が約25メートルを得意のドリブルで突破。最後はペナルティーエリア内で2人かわし、倒れながらも左足で同点弾を押し込んだ。

 浦和ではレギュラーを張っているが、U―22日本代表では大宮の東、磐田の山崎、C大阪の清武らとのし烈なポジション争いが待っている。だが、個で打開できる突破力は何物にも代え難い魅力だ。前回の北京五輪予選を戦ったMF柏木からは「ほんと凄い!リスペクト!」と声を掛けられ、ハニかむ場面もあった。

 「次は代表でしっかりクウェートに勝てるようにしたい」。得意のドリブルで浦和を救った原口が、次はクウェート撃破に挑む。

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