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メッシ「全力で戦う」居残り練習で準備万全!

[ 2010年10月8日 06:00 ]

メッシは照明の落とされたピッチに居残りフリーキックの練習を行う

 8日の親善試合(埼玉)で日本代表と対戦するアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ(23=バルセロナ)が7日、日本のファンを魅了することを誓った。9月に右足首を捻挫したが、予想を上回るペースで回復。バティスタ暫定監督もコンディションに太鼓判を押し、初の日本戦出場へ準備が整った。

【予想スタメン
アルゼンチン代表メンバー


 午後6時から都内で行われた練習。日本戦に向けて最後の調整を済ませたメッシが力を込めた。
 「この試合で何かを見せるために日本に来た」
 超絶ドリブルか、目が覚めるようなゴールか、はたまたセンスあふれるアシストか…。いずれにしても昨年バロンドール(世界最優秀選手)を受賞するなど頂点を極めたスターが、ファンを魅了するため何かを起こす。
 待ち切れない思いがわずかな練習からも伝わった。1時間の前日練習は最後の15分だけ公開されたが、予定時間を超えて全体練習が終わってもメッシは他の2人と居残りでシュート練習。最後は大半の照明が落ちて暗くなっても1人で打ち続け、コーチに促されてようやくピッチを後にした。
 9月19日のAマドリード戦で負傷した右足首に全く不安を感じさせない動き。この日午後の会見でバティスタ監督が「回復している。フィジカルは100%の状態で準備は万端」と期待感をにじませた通りだった。会見には出席しなかったメッシだが、アルゼンチンの記者には「最初は重傷と思っていたが、幸いにも順調に回復した」と笑顔を見せた。日本に関しても「簡単な相手ではない。全力で戦わないといけない」と訴えた。
 「親善試合でも真剣勝負。アルゼンチンは必ず勝たなくてはならない」とバティスタ監督。結果にこだわる姿勢がメッシの力も引き出すはずだ。

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2010年10月8日のニュース