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岡崎、代表スタートの号砲!若き攻撃陣果敢に攻める

[ 2010年10月8日 23:28 ]

日本―アルゼンチン 後半、交代した岡崎(9)を迎えるザッケローニ監督

 【アルゼンチン0-1日本】思い切り右足でけり込んだゴールは、「ザック・ジャパン」の華々しいスタートを告げる号砲になった。前半19分、長谷部のミドルシュートをGKがはじく。こぼれ球に誰よりも早く反応したのは岡崎だ。一瞬、棒立ちになった相手DF陣は対応できない。「いい形で入っていけたし、あそこを狙えていたのが良かった」と満足げだった。

 前線の中央に森本、トップ下に本田圭、サイドに香川と岡崎。21~24歳の若い攻撃陣は、世界屈指の強豪を相手に果敢に攻めた。ドイツで成長を遂げる香川は大胆に1対1の勝負を挑む。「(相手の)守備はそんなに良くない。試合の中でやれると思った」と頼もしく話した。本田も得点への意欲は高くチーム最多のシュート4本。後半11分には得意の無回転の“ぶれ球”FKで場内を沸かせた。
 岡崎は「みんな(欧州で)うまくなって、個人でも打開できるようになってきた。僕も刺激を受ける」と話す。惨敗した北京五輪を経験した4人が、その五輪覇者でもあるアルゼンチンを打ち破った。4年後のW杯には円熟期に差し掛かる世代。生きの良い攻撃陣は、新生日本代表の未来に期待を抱かせた。

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2010年10月8日のニュース