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永井2発!指宿も決めた U―19日本全勝で決勝Tへ

[ 2010年10月8日 15:59 ]

 サッカーのU―20W杯予選を兼ねたU―19アジア選手権は8日、中国山東省シハク市で1次リーグ最終戦を行い、既にC組1位で準々決勝進出を決めていた日本はヨルダンに3―0で快勝。3戦全勝で決勝トーナメントに駒を進めた。FW永井(C大阪)が2得点を決める活躍。「FWなので次も狙っていく」と早くも準々決勝を見据えていた。

 6日のベトナム戦から先発10人を入れ替えた日本は、圧倒的に攻め込みながらフィニッシュの精度を欠き、前半は無得点で終了。そんなもどかしいムードを変えたのが、後半4分の永井の先制ゴールだった。「点を取ろうと思っていた」という永井は、ペナルティーエリア手前でボールを受けると、中央に切り込んで右足で強烈なミドルシュート。同32分にはカウンターからMF小林(東京Vユース)が前線にロングボールを入れると、途中出場のFW指宿(サバデル)が反応。相手GKをかわして冷静にゴールに流し込んだ。6分後には、相手のクリアミスを拾った永井がダイレクトで決め、この日2点目を挙げた。

 日本は11日の準々決勝でD組2位の韓国と対戦する。勝てば来年にコロンビアで開催されるU―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得する。

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2010年10月8日のニュース