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日本も危なかった…テロの標的は「デンマークとオランダ」

[ 2010年5月19日 09:20 ]

南アW杯 アルカイダ“標的”になっていた?

 6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でのテロを計画していた疑いで、イラク治安当局に拘束された同国の国際テロ組織アルカイダ系武装勢力のメンバーが18日、「デンマークとオランダ(の代表チームなど)への攻撃を検討していた」と語った。拘束下の同メンバーと接触したAP通信が報じた。

 計画は、爆発物の製造など実行段階には入っていなかったが、両国と同じ1次リーグE組の日本にとっても懸念される事態といえそうだ。

 拘束中のサウジアラビア人のカフタニ容疑者は、イスラム教預言者ムハンマドへの「侮辱に対する復讐」のためと述べた。

 デンマーク、オランダに対しては、ムハンマドの風刺画の新聞掲載などをめぐり、世界各地のイスラム教徒が反発してきた。国際サッカー連盟(FIFA)は18日、個別の脅威情報などにはコメントしないとした。(共同)

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2010年5月19日のニュース