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ラモス、呂比須、三都主…受け継がれる夢の道筋

[ 2010年5月19日 11:51 ]

 ▼ラモスの日本代表VTR 90年9月26日のアジア大会バングラデシュ戦(北京)で三浦知良とともに国際Aマッチデビュー。94年W杯米国大会アジア最終予選では司令塔としてチームを引っ張ったが、勝てば初のW杯出場が決まるイラク戦でロスタイムに失点を喫してドローに終わり、W杯の舞台に立つことはできなかった。95年8月9日のブラジル戦を最後に代表を外れ、国際Aマッチ通算32試合1得点。

 ◆ラモス 瑠偉(らもす・るい)1957年2月9日、ブラジル・リオデジャネイロ州生まれの53歳。77年に来日して読売クラブに在籍。89年に日本国籍を取得し、Jリーグ開幕後はV川崎(現東京V)、京都でプレーした。98年に現役引退後は柏コーチ、東京V監督、ビーチサッカー日本代表監督などを歴任。1メートル81、71キロ。血液型O。

 ▼呂比須の日本代表VTR 日本国籍を取得した16日後の、97年9月28日のW杯フランス大会アジア最終予選韓国戦で国際Aマッチデビュー。同10月11日のウズベキスタン戦の代表初得点を皮切りに3試合連続ゴールを決めて、日本の初のW杯出場に貢献した。98年W杯フランス大会では途中出場ながら全3試合に出場。ジャマイカ戦ではFW中山雅史のW杯日本人初得点をアシストした。

 ◆呂比須 ワグナー(ろぺす・わぐなー)1969年1月29日、ブラジル・サンパウロ州出身の41歳。86年にサンパウロとプロ契約。87年に来日して日産自動車、日立、本田技研でプレー。97年に平塚(現湘南)に移籍して日本国籍を取得し、日本代表デビュー。名古屋などに在籍して02年に現役引退。現在はパウリスタの監督を務める。1メートル82、75キロ、血液型O。

 ▼三都主の日本代表VTR 02年3月21日のウクライナ戦で国際Aマッチデビューを果たした。02年W杯日韓大会では2試合に出場して、決勝トーナメント1回戦のトルコ戦では先発出場。バー直撃のFKを放つなど見せ場をつくった。06年ドイツ大会には1次リーグ全3試合に先発もチームは3戦全敗。06年11月15日のサウジアラビア戦を最後に日本代表から遠ざかっている。国際Aマッチ通算82試合7得点。

 ◆三都主 アレサンドロ(さんとす・あれさんどろ)1977年7月20日 ブラジル・パラナ州出身の32歳。16歳で明徳義塾高にサッカー留学し、97年に清水に入団。浦和、ザルツブルク(オーストリア)を経て、現在は名古屋でプレー。99年JリーグMVP。01年に日本国籍を取得した。1メートル78、69キロ。血液型A。

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2010年5月19日のニュース