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当落線上の平山&石川が最後のアピール

[ 2010年5月10日 06:00 ]

 FC東京が山形に3―0と快勝し、7試合ぶりの白星を飾った。W杯メンバー当落線上にいるFW平山、MF石川がそろってアシストを決め、最後のアピールを見せた。

 平山は試合後、山形・小林監督から「W杯の可能性あるのか?」と聞かれ、なぜか満面の笑みで「ないっす!」と答え、爆笑させた。メンバーが発表される午後2時には選手寮で待機する。「感触はないのでテレビも見ない」というが、もちろん本音は違う。この日も前半38分にはDF2人を抜き羽生の得点をアシスト。最後までゴールにどん欲な姿勢を貫いた。
 石川も、後半34分にCKで今野の得点をアシスト。それでも得点機が多かっただけに平山とは「もう少しだったね」となぐさめ合ったという。「試合が終わらないでほしいと思った。でも悔いはない。(発表は)すべてを受け入れます」と自信と不安の入り交じった表情だった。

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2010年5月10日のニュース