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鹿島監督 エースの2得点に言及「優磨を輝かせるのはチーム。チームに活を入れたのも優磨」

[ 2024年5月3日 20:42 ]

明治安田J1リーグ第11節   鹿島3―1湘南 ( 2024年5月3日    カシマ )

<鹿島・湘南>後半、途中交代した鈴木(左)を迎えるポポヴィッチ監督(撮影・島崎忠彦)
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 鹿島は湘南を3―1で下し、今季2度目の連勝を飾った。FW鈴木優磨(28)が全ゴールに絡む2得点1アシストと大暴れ。前半は強度の高い相手のプレスに苦しめられたが、背番号40を中心に流れを引き寄せた。

 0―0の後半5分。FWチャヴリッチが頭でつないだボールを、相手DFの上から頭でねじ込んで先制弾。同同17分の左FKではニアへ絶妙な動き出しを見せ、MF名古新太郎のボールに右足で合わせてネットを揺らした。さらに5分後。GK早川友基からのロングパスを左サイドで受けてドリブル突破。左足クロスでチャヴリッチの3点目を演出し、ロングカウンターを完成させた。

 キャンプ中に右頬骨骨折のケガを負い、序盤戦はフェースガードをつけて強行出場。開幕10試合を終え3得点、うちPK弾が2得点と乗り切れていなかった。「流れから点を取れていなかったので、非常にフラストレーションが溜まっていた。苦しい中でも監督が僕への信頼を示してくれていたので、何とか監督の期待に応えようと思った」。

 この日は流れの中から2ゴール。エースの本領発揮に、ポポヴィッチ監督は「優磨を輝かせるのはチーム。チームが下を向きそうになったときに活を入れたのも優磨。今日は全員で戦ったご褒美が優磨のゴールという形で表れた」とチーム全体の成果を強調した。

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