メッシ３戦連発！バルサ連覇へ　あと１勝

先制弾のメッシは３戦連発で得点ランク首位を独走

　スペイン・リーグ第３７節が８日に行われ、首位バルセロナがセビリアを３―２で下した。勝ち点１差の２位レアル・マドリードもビルバオを破ったため優勝決定は最終節へ持ち越し。バルセロナは直接対決の結果でレアルを上回るため、勝ち点で抜かれなければ連覇が決まる。

　【バルセロナ３―２セリビア】バルセロナは難敵セビリアを敵地で下して連覇まであと１勝。グアルディオラ監督はそれでも「まだ優勝したわけではない。残り１試合でたくさん汗をかき、走らなければ」と慎重だった。この日は開始５分でＦＷメッシが３戦連発となる先制弾。後半１７分までに３―０としたが、退場で１０人となった相手の猛反撃で１点差とされ、冷や汗をかいた。１５日か１６日の最終節は１部残留を争うバリャドリードが相手。指揮官は「必死に戦ってくるはず」と警戒した。

　【Ｒマドリード５―１ビルバオ】Ｒマドリードは大勝でバルセロナとの勝ち点１差を維持し、逆転優勝へ望みをつないだ。後半途中まで１―１ながら２８分からゴールを連発。ＦＷイグアインの勝ち越し弾を口火に４点を加え、一気に突き放した。最終節でマラガを下してもバルサの取りこぼしがなければ逆転はないが、ペジェグリーニ監督は「最後まで戦う」と宣言した。通算得点を１０１として大台に乗せ、勝ち点９５はクラブ記録を更新。２位としては異例の数字だけに優勝はあきらめない。