今週の丸山元気!

ダディーズマインド重賞初挑戦「前走のような競馬をしたい」

[ 2018年9月1日 18:30 ]

今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。札幌最終週、いい結果を残せるように頑張りたいと思います。

ディバインブリーズ(土曜8R)は調教の動きは良かったですね。距離が短くなってどうかですけど、うまく立ち回って上位を狙いたいと思います。

リュミエールドール(土曜9R)は終いは脚を使いますからね。いつも通りの競馬をして、あとは展開がハマるかどうかだと思います。

アリア(土曜10R)は1200メートルは少し忙しいんですが、それでも安定しているように1000万では力は上ですからね。動きも悪くはないですし、展開ひとつだと思います。

ダディーズマインド(土曜11R)は動きは悪くなかったですね。洋芝や相手が強くなってどうかですけど、前走のような競馬をしてがんばりたいですね。

エルリストン(土曜12R)はこのクラスでもやれる力は持っているので、今回も折り合いがつけば。

ニシノバモス(日曜1R)はまだ何とも言えませんが、前走が案外でしたし、芝の方が良いのかもしれません。距離も延してみて、いい面を見せてほしいと思います。

マイラティーシャ(日曜3R)は前走はダートでも頑張ってくれましたし、展開ひとつ。あとは連闘がどう出るかです。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日

2Rブラックルシアン ☆ 初戦は好位で流れに乗るも、終いは失速し9着。距離延長でどこまで変わるかだが…。センスが良く前走の走破時計も上々のマコトジュズマル、叩いて動きが良くなったフライクーゲル、ブリンカー着用でもうひと押しを狙うレッドエンヴィーが上位候補か。

3Rミッキーガーデン ☆☆ 終いの脚が堅実で、近走安定した成績。展開ひとつで上位食い込みも。前走2着とダート適性が高いダノンテアトロ、逃げる競馬で安定してきたオテンバランナー、安定しているブレイクスピアーが上位候補か。

5Rコルネット ☆ まだ幼い面など残るが、一追い毎に動きが良くなり仕上がりは悪くはなさそう。今の状態でどこまでやれるか、力試しの一戦。先週新馬戦を勝った僚馬と互角の動きを見せているフィリアーノ、最終追い切りで上々の動きを見せたハーシェル、乗り込み十分のレースガーデンが上位候補か。

7Rシネマソングス ☆☆☆ スタートを決め前々で競馬をした前走が3馬身差をつけ楽勝。時計短縮は十分可能で、スタートが決まれば昇級でも差のない競馬ができそう。渋太さ十分のボードウォーク、前走は厳しいペースだったサージュミノル、好仕上がりのアントーニオが強敵か。

8Rディバインブリーズ ☆☆ 前走は案外も、2〜3走前は上々の粘りを見せ好走。距離短縮が鍵になるが、マイペースで運べれば粘り込みがあっても。好仕上がりで素質十分のプラゾンダムール、青葉賞4着など500万なら力量上位のモンテグロッソ、500万では安定しているリュヌルージュが上位候補か。

9Rリュミエールドール ☆☆ まだアテにしづらい面はあるが、毎回終いはしっかり脚を使えるタイプ。展開ひとつで食い込みも。前走は脚を余したフランドル、渋太さがあるセイリスペクト、終い堅実なミュゼットが上位候補か。

10Rアリア ☆☆☆☆ 1200メートルは安定しており、近走も2戦連続で2着。少し間隔が開いたが調教の動きは良く、鞍上も手の内に入れており上位争い可能。動き抜群のスワーヴアーサー、前走はスムーズさを欠いたリナーテ、堅実なコロラトゥーレが強敵か。

11Rダディーズマインド ☆☆ 初戦は出遅れたが、スタートが決まった前走は2番手から抜け出し快勝。洋芝適性は未知だが、乗り込み十分で仕上がりは良く、前走のように前々で運べれば重賞でも差のない競馬ができそう。前走レコード勝ちのウィクトーリア、切れ味抜群のクラージュゲリエとアフランシールが上位候補か。

12Rエルリストン ☆☆ 前走は勝ち馬が強すぎたが、丸山騎手の好騎乗もありマイペースで運んで2着を確保。札幌2000メートルは未勝利勝ちした舞台。今回もリズムよく運べれば粘り込みがあっても。札幌2歳Sで好走しているように洋芝適性は高いダブルシャープ、前走は相手が悪かったファストアプローチ、前走は仕掛けが遅れたカリビアンゴールドが上位候補か。

日曜日

1Rニシノバモス ☆☆ 前走は9着もダートで参考外。芝に戻し、本来の前々で流れに乗る競馬ができれば変わり身があっても。叩いて動きが良くなったマードレヴォイス、一息入れて調教の動きが良くなったタカノアンジェラス、距離2度目で前進が見込めそうなピサノメタルシティが上位候補か。

2Rマジックハンター ☆ 2戦して6、14着と成績一息。一息入れた効果と距離短縮でどこまで変わるかだが…。渋太さがあるファンシャン、持ち時計上位のドゥシャンパーニュ、堅実なメジャーハリケーンが上位候補か。

3Rマイラティーシャ ☆☆☆☆ 前走は久々のダートでも好位から脚を伸ばし2着。ダート1000メートルの適性は高く、条件2度目で勝機も十分。前走は外々を回るロスがあったダノンチェリー、前走は躓く不利があったハードカウント、チグハグな競馬続きのリンクスナナが強敵か。

5Rコロンバスデイ ☆☆☆☆ 2戦連続2着と、ここにきて安定感が出てきた印象。距離短縮になるがレース振りから問題なく、今回も上位争い可能。実績ある距離に戻るトーセンヴァロン、距離短縮は好材料のウインレーヴドール、終い堅実なブライトロージーが強敵か。

10Rエムティアン ☆☆☆☆ 前走の函館2歳Sでは初芝でも前々で運んで上々の粘り。0・3秒差4着は高く評価できる。前回より相手関係が楽になった印象で、オープン特別なら上位争い可能。パワフルで最終週の荒れた馬場は合うパイロテクニクス、非凡な瞬発力も持っているトーセンオパール、前走3着と芝適性を示したクラヴィスオレアが強敵か。

11Rコルコバード ☆☆☆ 馬券圏内を外したのが1回だけ。現在3連勝中でまだ底をみせていない素質馬。休みが長くなったが乗り込み量は十分で、ハンデ53キロならオープンでも上位争い可能。復調気配の実績馬ハートレー、前走快勝のヴォージュ、使いつつ状態上向きのシルクドリーマーが強敵か。

12Rアナザーバージョン ☆ 1000万でも差のない競馬をしているが、長期休養明けで本調子には一息の様子。地力でどこまでやれるか…。前走好時計で快勝したホッコーライデン、2戦連続2着のタガノヴェローナ、立て直して好仕上がりのサウスザスナイパーが上位候補か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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