今週の丸山元気!

函館3戦目のドウディ「チャンスはある」 前走は不完全燃焼

[ 2018年7月13日 17:30 ]

今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。

サンダミアーノ(土曜5R)は、太目感なく仕上がっていますし、馬は良いんですけど、まだ息の使い方が上手くないので一息で走ってしまう面があります。その辺がどうかですね。

ドウディ(土曜11R)は函館3戦目になりますが、状態は良いですね。できれば内枠が当たってほしかったのですが、大外枠よりはいいですし、楽に中団くらいにつけられればチャンスはあると思っています。

リネンゴール(日曜2R)は前走追ってからしっかり脚を使ってくれましたし、内容は良かったと思います。もう少し前で競馬ができれば、チャンスがあるかもしれませんね。

アルジェンタータ(日曜5R)は、追い切りで終いに脚を使い楽に併入できていました。仕上がりは悪くないですし、今の状態でどこまでやれるか楽しみはあります。

ジェットコルサ(日曜9R)は脚の使い所が難しいタイプ。ロスなく立ち回って上位を狙いたいので、できれば内枠が当たってほしいですね。

ホリデーモード(日曜10R)は昇級で相手は強くなりますが、この距離なら先手を奪えると思います。前走のように自分のリズムで運んでどこまでやれるかですね。

ナスノセイカン(日曜11R)は自分のリズムで脚を溜めればそれなりに頑張れると思いますが、前走のように道悪になると…できれば良馬場でやりたいのですが…。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日

4Rプレビアス ☆ 大型馬の休み明けで動きは一息。半姉にアヴェンチュラがいる良血馬だが、今回は素質でどこまでやれるか…。長くいい脚を使うトーセンヴァロン、終い堅実なアンクルスター、チグハグな競馬続きのヒロシゲセブンが上位候補か。

5Rサンダミアーノ ☆☆ 追ってからの伸びはもうひとつだが、乗り込まれ太目感ない仕上がり。スタートも速い部類で、今回のメンバーなら上位食い込みがあっても。最終追い切りで上々の動きを見せたタイドオブハピネス、栗東坂路で水準の時計をマークしているスズカデュー、乗り込み十分のハヤブサヴィーナスが上位候補か。

7Rドーファン ☆☆ 前走はダート2戦目で未勝利を脱出。長くいい脚を使えるタイプで距離延長は好材料。仕上がりも良く、今回のメンバー構成なら食い込みがあっても。現級勝ちの実績があるオメガドラクロワ、前走はスタートで躓く不利があったエンパイアカラー、好仕上がりのスターフラッシュが上位候補か。

8Rインシュラー ☆☆ 前走は馬体細化で体調一息だったが、それでも0・5秒差。終いは堅実なタイプで、流れひとつで食い込みがあっても。安定感があるシンデレラメイク、降級2戦目のサレンティーナ、先行できれば渋太いノボベイビーが上位候補か。

11Rドウディ ☆☆☆☆ 前走は勝負所で包まれ不完全燃焼だったが、それでも終いはいい脚を使い0・1秒差。過去に現級勝ちがあり、道悪もむしろ歓迎のタイプ。能力全開なら上位争い可能。洋芝巧者のロイヤルメジャー、安定感があるコロラトゥーレ、準OPでも差のない競馬をしているハウメアが強敵か。

日曜日

1Rニシノバモス ☆☆ 前走はやや急仕上げも、先行力を見せ3着と初戦としては上々の内容。叩いた上積みが見込め、2戦目で粘りが増す可能性は十分。距離延長は好材料のヤマチョウヴォイス、前走の終いの脚が目立っていたトーセンアトランタ、堅実なロードワンダーが上位候補か。

2Rリネンゴール ☆☆☆ 小回り1000メートルを使い安定感が出てきた印象。小柄で滞在競馬も合っている様子で、今回も上位食い込みは十分可能。先行力が魅力のロードハナブサ、堅実なホッコータピタン、叩いた上積みが見込めるアップティルナウが強敵か。

3Rキリンノツバサ ☆ ここまで8戦しているが、掲示板がなくメドが立っていない。大きな上積みも乏しく上位争いまでは…。終い堅実なディナミーデン、血統からダートの方が向いているアメリカンドミンゴ、立て直して好仕上がりのメイケイフウジンが上位候補か。

5Rアルジェンタータ ☆☆☆ 入念に乗り込まれ仕上がりは良好。最終追い切りでは併せ馬で楽に併入するなど動きも及第点で、初戦から上位食い込みがあっても。入念に乗り込まれて好仕上がりのシバハマ、良血馬で動きも鋭いディキシーナイトが強敵か。

7Rヘルディン ☆☆ 前走は初距離で追走に苦労していた印象。過去に現級勝ちの実績があり、距離2度目で前進があっても。終い堅実なカミノコ、前走は不完全燃焼だったサンデュランゴ、折り合い面から1000メートルは合うレノカズマが上位候補か。

8Rゴールドクロス ☆☆ 前走は離された5着だったが、走破時計を詰めてメドの立つ内容。今回のメンバーなら単騎逃げが見込め、ペース次第では粘り込みも可能か。1000万でも上位争いしているバンーパークロップ、近走堅実なライジングドラゴン、前走の走破時計上々のデイズが上位候補か。

9Rジェットコルサ ☆☆☆ コメントにあるように脚の使い所が難しいが、小回り平坦では安定感あり。前回より相手関係が楽になった印象で、流れひとつで今回も上位争い可能。ここにきて地力を付けているシュエットヌーベル、1000万でも2着の実績があるワイナルダム、終い堅実なタイセイソニックが強敵か。

10Rホリデーモード ☆☆ 前走はやや展開に恵まれた感も、マイペースなら渋太いことを改めて証明。スタミナがあり距離延長は好材料。昇級初戦になるが、53キロの軽ハンデなら粘り込みも。洋芝巧者アグネスリバティ、昇級は形だけのクレッシェンドラヴ、素質高いジェシーが上位候補か。

11Rナスノセイカン ☆ 3走前に3着があるように重賞でも通用する力はあるが、コメント通り道悪は苦手で日曜の雨予報は割り引き。地力を付けているトリコロールブルー、急仕上げの前走を叩いて上積み十分のブレスジャーニー、安定感があるスズカデヴィアスが上位候補か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る