【札幌記念】パンサラッサ 芝で抜群の動き1F11秒4、陣営「古馬の風格が出てきた」

[ 2022年8月18日 05:30 ]

貫禄の動きを見せたパンサラッサ 
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 さすが快速馬。パンサラッサが函館芝コース単走で抜群の動きを披露した。我慢の利いた走りで徐々にペースを上げ、4F51秒8~1F11秒4を馬なりでサラッと計時。池田厩務員は「姿勢が低く、奇麗なフットワーク。函館に入厩した時は少しおっとりしていたけど追うごとに良化。これで気合が入った」と納得の笑み。

 昨秋の福島記念で重賞初制覇。今年は中山記念を制し、3月にドバイターフ同着Vを飾った。「ドバイの時と同じような雰囲気。函館の涼しい環境で落ち着きがあるし、古馬の風格も出てきた」と池田厩務員。スタート後、果敢にハナを主張した前走・宝塚記念はラスト1Fで脚色が鈍って8着。「1F短縮はいい。小回り平たんは合うと思うし、洋芝もこなせそう。あとは自分の競馬をするだけ」と期待を込めた。全6勝のうち芝2000メートルで4勝。持ち前のスピードとしぶとさをフルに生かし、必勝パターンに持ち込む。

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2022年8月18日のニュース