【北九州記念】テイエムスパーダ熱烈仕上げ!五十嵐師「重賞で生半可な仕上げはできないだろ」

[ 2022年8月18日 05:20 ]

大雨の中、国分恭を背に坂路で追い切るテイエムスパーダ(撮影・亀井直樹)
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 【東西ドキュメント・栗東=17日】ナムラクレア、テイエムスパーダの再戦は今夏最大の熱さかも。水曜の栗東は朝から大雨に見舞われたが「天然のミストシャワーや」とオサムは雨具なしで五十嵐師の背中を追った。

 テイエムスパーダの最終追いが熱い。CBC賞でJRAレコードを叩き出した直後となれば、どうしても仕上げに臆してしまうが、五十嵐師にそんな甘さはない。先週の坂路4F51秒0~1F12秒0に続き、この日も4F52秒1~1F12秒3と容赦ない。「重賞で生半可な仕上げはできないだろ。悔いが残らないよう、しっかりやった。これだけやれるのもカイバをしっかり食べるから」と笑った。

 ナムラクレアとの対戦はフェニックス賞、フィリーズレビューに続き3度目。ともに後塵(じん)を拝した格好だが「あの時は万全ではなかったから」と力負けを認めない。ともに前走で古馬を完封した勢いに乗る3歳牝馬の一騎打ちが濃厚。先行力があり、馬場状態も不問。ハンデも軽い。ならば後続はちぎれてしまいそうだ。寂しいが、穴党の出番なしかも。

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2022年8月18日のニュース