【札幌記念】ルメール ベストならグローリーヴェイズ勝つ!尾関師「引けは取らない」

[ 2022年8月18日 05:30 ]

札幌芝コースで追い切られたグローリーヴェイズ(4)  
Photo By スポニチ

 【東西ドキュメント・札幌=17日】いつだってルメールが伝える感触は正しい。19年から記者になった田井の浅はかだが、(たぶん)正しい持論だ。「海外でも強いし、天皇賞・春でフィエールマンともいい試合をした馬。ベストコンディションなら札幌記念を勝てるね」。新たにコンビを組むグローリーヴェイズの最終追い切り騎乗後、上機嫌なルメールの言葉が心に残った。

 “ベストコンディションなら”の注釈が肝だが、札幌芝コースでドンデンガエシ(2歳未勝利)を6馬身追いかけて余裕の併入(5F64秒9~1F12秒3)に持ち込んだ最終追いは出色の動きに見えた。ルメールは「冷静で乗りやすい。いいペースアップをしてくれた」。見守った尾関師も「騎手の感触も息の入りも良かった。7歳になっても雰囲気は若々しさがある」と胸を張った。昨年の香港ヴァーズで破ったパイルドライヴァーはキングジョージを制して凱旋門賞の主役候補。「ここでも引けは取らない」という指揮官の言葉にも何とも説得力があった。

続きを表示

2022年8月18日のニュース