無敗10連勝のバーイード「10・15」英チャンピオンSへ　凱旋門賞オッズから外される

　17日の英G1インターナショナルS（ヨーク芝2050メートル）で1番人気に応えて6馬身半差Vを飾り、無敗10連勝としたバーイード（牡4＝ハガス、父シーザスターズ）は今後、10月15日の英チャンピオンS（アスコット芝1990メートル）に照準を合わせていく。

　レース後、ハガス師は地元メディア「レーシングTV」のインタビューで凱旋門賞（10月2日、パリロンシャン芝2400メートル）を含めた次走を問われ「凱旋門賞に向かいたいと思ったことは一度もありません。（馬主シャドウェル・エステイトカンパニーの）ヒッサ王女とレーシングマネージャーのアンガス・ゴールド氏が凱旋門賞に行きたいと言わない限り、アスコットになるでしょう」と明言。これを受けて大手ブックメーカーの英ウィリアムヒル社はレース前に11倍で4番人気に設定していた凱旋門賞オッズからバーイードの名前を外した。

　同社の最新のオッズで凱旋門賞はタイトルホルダー（牡4＝栗田）が変わらず6倍で1番人気、ドウデュース（牡3＝友道）は13倍で4番人気タイに浮上した。