無敗10連勝バーイード、次走3択に 凱旋門賞オッズ復活で1番人気タイに浮上

[ 2022年8月18日 22:05 ]

 英G1インターナショナルS(芝2050メートル)は17日、同国中部のヨーク競馬場で6頭で争われ、マイル路線から距離を延ばして参戦したバーイード(牡4=ハガス、父シーザスターズ)が道中5番手で折り合い、直線は馬なりで進出。昨年の覇者ミシュリフをあっさりとらえ、6馬身半差で突き抜けた。良馬場で勝ち時計は2分9秒30。これで無敗10連勝となった。

 レース後、ハガス師は次走の英チャンピオンS(10月15日、アスコット芝1990メートル)がラストランになると明言したが、一夜明けて18日、地元メディア「レーシングポスト」の取材に引退までの他のプランを示し、愛チャンピオンS(9月10日、レパーズタウン芝2000メートル)から英チャンピオンSの2戦、凱旋門賞(10月2日、パリロンシャン芝2400メートル)も次走の選択肢となり、この3択でオーナーサイドの意向によるとした。

 大手ブックメーカーの英ウィリアムヒル社はインターナショナルS発走前に11倍で4番人気としていたバーイードを凱旋門賞オッズからいったん外したが、また復活させてタイトルホルダーと並ぶ6倍で1番人気タイに設定している。

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2022年8月18日のニュース