【大井・フジノウェーブ記念】ルーチェドーロ重賞初制覇!御神本「先々が楽しみ」

[ 2022年3月10日 05:30 ]

フジノウェーブ記念を圧勝し、重賞初Vを決めたルーチェドーロ。
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 「第13回フジノウェーブ記念」(S3)が9日、大井競馬場で行われた。1番人気ルーチェドーロが2番手から抜け出し、南関東移籍2戦目で重賞初制覇を決めた。同馬には「第33回東京スプリント」(G3、4月20日、大井)への優先出走権が与えられた。

 好スタートからコース特性を生かしてロスなく2番手を追走。絶好の手応えで仕掛けたのは4コーナー。逃げたクルセイズスピリツの外に馬体を併せると、そのまま直線へ。残り200メートルの左ステッキ1発を合図に追い出した。追いすがるレッドフレイとは手応えに歴然の差。最後は3馬身半突き放してゴールした。

 早くも今年、重賞4勝目となった御神本は「馬のリズムを大切にして乗った。最後の直線で、もう一段ギアが入った感じで伸びてくれた。先々が楽しみだし、もっと上のクラスでやってほしい馬」と高い評価を与えて振り返った。

 09年のユングフラウ賞(モエレエターナル)以来、13年ぶりの重賞制覇となった池田師も破顔一笑。「うれしいのひと言。いい位置に付けられたので安心して見ていられた。次走は権利を取った中央交流」。さらに重賞タイトルを積み重ねていくつもりだ。

 ◆ルーチェドーロ 父マクフィ 母アラフネ(母の父クロフネ) 牡4歳 川崎・池田孝厩舎 馬主・永谷友一郎氏 生産者・北海道新冠町のアラキファーム 戦績11戦3勝(南関東3戦1勝) 総獲得賞金7389万3000円

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2022年3月10日のニュース