【有馬記念】シャドウディーヴァ 切れ味満点!ラスト1F11秒6、斎藤誠師「とにかく状態はいい」

[ 2021年12月23日 05:30 ]

横山典を背に追い切るシャドウディーヴァ(撮影・郡司 修)
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 Wコースに登場した5歳牝馬シャドウディーヴァ。単走ながらパワフルなフットワークを繰り出す。横山典が手綱を動かした直線でさらに加速。ラスト1F11秒6の切れ味で機敏にゴールを駆け抜けた。斎藤誠師は「気持ちが乗ってきて、いい感じです。鞍上がまたがればピリッとするけど、普段は凄く落ち着いている。精神的に成長して、もう、やることが分かっていますね」と目を細めた。

 歓迎とは言えない右回りに距離延長。それでも師は有馬記念29回目の参戦となる鞍上の手綱さばきに希望を見いだす。「あれだけ経験があって凄いジョッキーですから。レースは“馬の気分次第、ゲートを出てから”と話していました。とにかく状態はいいので」。加えて、父はディープインパクトが絶対有利と思われた05年の有馬を制したハーツクライ。大番狂わせのムードが漂う。

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2021年12月23日のニュース