【有馬記念】クロノジェネシス 和田助手は別れ惜しむ「これほど偉大な馬に出合うことはない」

[ 2021年12月23日 05:30 ]

クロノジェネシスと和田保長助手
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 【激ウマ情報】クロノジェネシスを担当する和田保長助手(42)の父・保夫さんは荒尾競馬(熊本県)の元調教師。周囲は人より馬の方が多いという環境で父の背中を見て育った。「競馬に興味を持ったのは自然な流れですね」。物心つく頃には、この世界を志していた。

 高校卒業後、大学の馬術部で経験を積み、念願のトレセン生活がスタート。所属していた松田博資厩舎の解散に伴い、16年に新規開業の斉藤崇厩舎入り。しばらくして出合ったのがクロノジェネシスだった。

 18年9月のデビューから約3年4カ月。夢のような時間を過ごし、今年はドバイにもフランスにも行った。ともに歩み、ここがラストラン。別れの日が迫る。「この先、これほど偉大な馬に出合うことはないでしょう。引退式でグッと込み上げてくるものがあると思います」。ありがとう――。感謝の思いを胸に今はただ、仕上げに集中するのみ。まずは無事に。結果はあとからついてくる。

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