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【朝日杯FS】ジオグリフ 史上16頭目の無敗制覇だ!“無冠”両親に初タイトル贈る

[ 2021年12月13日 05:30 ]

東の大将格のジオグリフ
Photo By スポニチ

 2021年の中央競馬もいよいよ残りあと2週。今週は2歳マイル王を決する「第73回朝日杯FS」が行われる。強力布陣の関西勢に挑む東の大将格がジオグリフだ。新馬戦→札幌2歳Sと、ライバルを圧倒するレースぶりで連勝中。レース史上16頭目となる無敗制覇を目指し、意気揚々と西下する。

 ジオグリフの前走の札幌2歳Sは鮮烈だった。あおり気味のスタートで初手は最後方から。向正面でも先頭との差は10馬身以上。小回りの札幌では厳しい位置取りに見えたが、3角手前から馬群の外を捲って進出。4角で好位グループを捉えると、直線は馬なりのまま先頭へ。最後は鞍上のルメールが何度も後ろを振り返り、後続が迫って来ないのを確認すると、残り100メートルから手綱を緩めてクルージング。余裕十分の競馬で、2着アスクワイルドモアに4馬身差をつけてゴールした。

 底知れぬポテンシャルを感じさせたが、太田助手は慎重なジャッジ。「大味な競馬でした。ゲートなど課題も多く、メンバーや展開に恵まれた面もある」と振り返る。放牧を挟み、中間は入念にゲート練習を重ねているが「駐立にはまだ問題がある」と話す。それでも馬体は確実に成長。「サイズの変化はないが、夏よりも体のラインがはっきりして大きく見せるようになった」と評価する。

 1週前追いで久々にまたがったルメールも「首、腰、お尻。全部がビルドアップしている」と満足顔。「マイラーっぽいので、今回はいいチャレンジ。前走は強かったが、頭数は少なかった(10頭)。今回は多頭数の中に入って、どんな反応をするか。このレースで馬のイメージが決まる」。課題を挙げつつも、ポテンシャルに期待を込めた。

 父は産駒が初年度からブレーク中のドレフォン。母はG1で好戦しながら重賞を勝てなかったアロマティコ。血統からも注目の1頭だ。両親に初の“G1タイトル”を贈ることができるか。

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