【富士S】ソングライン雪辱V!3歳牝馬22年ぶり制覇 池添「重賞タイトル獲れてホッとした」

[ 2021年10月24日 05:30 ]

レースを制したソングライン(撮影・郡司 修)
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 23日の東京メインで「第24回富士S」(1着馬にマイルCS優先出走権)が行われ、1番人気ソングラインがうれしい重賞初勝利を挙げた。3歳牝馬の同レース優勝は99年レッドチリペッパー以来2勝目。

 全ての経験が財産になる3歳秋。最内1番枠を克服したソングラインと池添が引き揚げてくると、林師はおじぎで敬意を示した。池添は「ようやくソングラインと重賞タイトルを獲れてホッとしている。元々能力は良いものを持っている馬だと思っていたので」と安心したように笑った。

 初の最内枠で出遅れ。難しい形となったが、二の脚の速さですぐにリカバーした。中団前方で脚をため、満を持して得意の府中の直線へ。手応えは抜群。外を一気に駆け上がり、他馬を置き去りにした。池添は「スタートで迷惑を掛けたけど、スッとポジションを取れて我慢の利いた走りができた。直線は“いつスパートをかけるかな”という感じでした。この舞台なら古馬相手でも負けられないと思っていたので」と納得の表情で振り返った。

 初めて古馬と走った前走・関屋記念(3着)。他馬に寄られる不利、タイトな攻防に思うような競馬ができず。1番人気で喫した悔しい敗戦だったが、その経験を見事に生かした。林師は「前走では厳しい競馬を経験できました。最内枠でも結果を出せたのは、馬と池添騎手が、あの経験をつなげてくれたからだと思います」と、たくましくなった愛馬に目を細めた。

 次走について「これだけの馬なのでオーナーサイドと相談させていただきます」と説明。もしマイルCS(11月21日、阪神)挑戦となれば、春のNHKマイルCで鼻差2着に敗れたシュネルマイスターとの再戦が実現する。池添は「直線でまだフワフワするところもあるし、まだまだ良くなる馬」と伸びしろに期待。今年の3歳マイル路線組はとにかく骨っぽい。

 ◆ソングライン 父キズナ 母ルミナスパレード(母の父シンボリクリスエス)18年3月4日生まれ 牝3歳 美浦・林厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績7戦3勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億4131万8000円 馬名の由来はオーストラリアに伝わる道の名。祖先の足跡。

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