凱旋門賞2着のエネイブル、現役続行へ 欧州専門紙が報じる

[ 2019年10月16日 01:33 ]

17年の凱旋門賞を制したエネイブル(AP)
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 6日に行われたフランスG1凱旋門賞で2着に敗れ、同レース3連覇を逃した英国の最強馬エネイブル(牝5=ゴスデン)が現役を続行する方針を固めた。15日、英競馬専門紙レーシングポストなど複数の欧州競馬メディアが一斉に報じた。

 同馬を所有するアヴドゥラ殿下がレーシングマネジャーを通じて発表。今後の具体的なレースプランは決まっていないが「2020年に向けて、トレーニングを続行する。凱旋門賞は重要なターゲットになる」としている。

 管理するゴスデン師は「来年もレースに出走できるのはとても素晴らしい」とオーナーサイドの決断を歓迎。主戦のデットーリはツイッターに「マイガールが来年もトレーニングを続けることになった。待ち切れない。カモン、エネイブル」と投稿した。

 この発表を受け、欧州の各ブックメーカーは即座に反応。来年の凱旋門賞の優勝馬としてエネイブルに6~8倍のオッズをつけている。

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2019年10月15日のニュース