【京成杯AH】グルーヴィット加速!鞍上・松山のステッキに反応してラスト12秒1

[ 2019年9月5日 05:30 ]

松山弘平騎手を背に坂路で併せ馬で追い切るグルーヴィット
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 サマーマイルシリーズ最終戦「第64回京成杯AH」(8日、中山)の主役候補グルーヴィットが栗東坂路で4F51秒6の好時計をマーク。3歳馬初のサマーシリーズ王者へ、万全の態勢を整えた。サマースプリントシリーズ最終戦「第33回セントウルS」(8日、阪神)は北九州記念覇者のダイメイプリンセスがタイトル奪取へ虎視たんたん。

 夏の充電を経て、大きくパワーアップした姿を見せた。グルーヴィットの最終追いは坂路を併せ馬で駆け上がった。先導役のギラーミン(4歳2勝クラス)を見ながら徐々にスピードを上げていく。松山が軽くゴーサインを送るとグンと反応する。ラスト1Fでパートナーをかわし去ると、最後まで力強い脚さばきでフィニッシュ。4F51秒6~1F12秒1の好時計をマークした。騎乗した松山は満面の笑み。

 「CWコースだと動かない。1週前は物足りない動きでしたが、今日は凄く良かった。指示通りに馬の状態を見ながら、最後は馬なりでも、いい動きでした」

 1週前追い切りも松山が騎乗してCWコースで併せ馬。6F83秒0~1F12秒9をマークして、しっかりと負荷をかけた。松永幹師も納得の表情を浮かべる。

 「併せ馬で楽に上がってきていい動きでしたね。ジョッキーも“無理をしていない”と言ってくれました」

 中京記念は緩い馬場を気にして手応えはいまひとつ。それでもトップギアに入ると、上がり3F34秒6の末脚で重賞タイトルを手にした。トレーナーは「前走は馬場が影響してズブくなっても力を示してくれた。モタれる面もマシになった。休養前よりも幅が出て、パワフルになっています」と成長ぶりに目を細める。

 06年にスタートしたサマーシリーズ(マイルは12年から施行)の全てのカテゴリーで、3歳チャンプは誕生していない。中京記念に続いて、ここを勝てば3歳馬初のサマーシリーズ王者に輝く。鞍上、トレーナーともに「勝ってチャンピオンを獲りたい」と気合は十分だ。まだまだ伸びゆく3歳馬。重賞連勝を飾り、名実ともに名マイラーの座へと上り詰めていく。

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