【函館2歳S】北村友ヴェイパー 先輩相手に楽々先着!重賞一番星へ一直線

[ 2019年7月18日 05:30 ]

<函館2歳S・追い切り>北村友を背に軽快な動きを見せるレッドヴェイパー(左)(撮影・千葉 茂)
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 JRA2歳重賞第1弾「第51回函館2歳S」の最終追いが17日、函館などで行われた。今夏の函館2歳戦最速の1分9秒8で新馬勝ちのレッドヴェイパーはWコースで躍動感たっぷりに先着。競走除外で新馬戦には乗れなかった北村友一(32)も絶好の感触をつかんだ。また、88年以来31年ぶりに今夏函館に滞在した武豊(50)にスマートカーリーの手応えを聞いた。勝てば97年アグネスワールド以来22年ぶりの同レース制覇だ。 函館2歳S

 体は決して大きくないのに、レッドヴェイパーは非力さは全く感じさせない。Wコースで先輩ウォータースペース(3歳2勝クラス)を意欲的に4馬身追いかけ、馬なりで5F69秒0~1F12秒1。北村友が手綱を押さえたまま、あおるような勢いで内から楽々と半馬身先着した。

 鞍上はストレートに好感触を伝えた。「理想的な追い切りができたと思う。小柄な馬ですし、そこまで速い時計はいらない。直線に向いた時の反応も良かったし、そこから加速しようとした感じもあった」

 当初は函館開幕日の6月15日、北村友を背にデビュー予定だった。しかし、禁止薬物問題による競走除外で1週スライド。仕切り直しの23日、北村友は宝塚記念(アルアイン)で先約があり、藤岡佑にバトンを委ねた。鼻差の接戦を切り抜け、1分9秒8は今夏の函館2歳戦最速タイム。デビュー前から調教に乗ってきた鞍上は「完成度も高く、仕上がりも良かった。瞬発力もあって、いい脚を長く使う。それに小柄(新馬時で412キロ)だけど、案外パワフル。小ささを感じさせないんです」と称賛の言葉を並べ続けた。

 新馬戦V後は短期放牧を挟んで備えた。岩本助手は「きょうは前を壁にして、我慢も利いていた。気性面は今回の方が凄くいい。スピードだけでなく、力強さがあって、走りにブレがない」と目を細める。

 母レジェンドトレイルの半姉には名牝シンコウラブリイ(93年マイルCSなど重賞6勝)がいる良血。父キンシャサノキセキは08年函館スプリントS制覇。血統的にも最良舞台だ。レースでは仕切り直しの“初騎乗”となる北村友は「デビュー前から函館2歳S…と言ってきた馬。新馬は乗れなかったけど、勝ったことで無事に駒を進められる。想定通りに行けます。鼻差勝ちだったけど大きい大きい鼻差です」と接戦を乗り越えた愛馬に感謝し、世代重賞V一番乗りを見据えた。

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