【中京記念】中谷エント 重賞初Vへ能力十分「ゴール前で差し切る競馬を」

[ 2019年7月18日 05:30 ]

<中京記念・追い切り>中谷雄太騎手を背に調教から引き揚げるエントシャイデン
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 【東西ドキュメント・栗東=17日】水曜追い取材で一気に有力候補へと浮上した馬がいる。前走・安田記念15着から中京記念に挑むエントシャイデンだ。追い切りはCWコースで7F95秒8~1F11秒9と長めをしっかり。騎乗した中谷は「動きは良かった。パワーアップしている」と納得の表情を浮かべた。

 レースでは初コンビになるが、稽古には何度もまたがっており「3歳時は能力だけで走っていたけど、連勝したぐらいから馬が変わってきた。力強さが出てきたね」と成長を実感している。

 特長や癖など、全て把握済み。それにレースでの騎乗イメージもバッチリ。「中団ぐらいで運ぶ形が理想。1頭になるとフワッとするのでゴール前で差し切る競馬がしたいですね。展開が向けば勝てる能力はあると思っています」

 自信の表れか、言葉に力強さがあった。デビュー22年目にして待望の重賞初制覇か。田村は◎を打とうか、頭を悩ませる…。

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2019年7月18日のニュース