【新馬戦総括】クルーガー全弟サクセッションに将来性

[ 2019年6月17日 05:30 ]

東京新馬戦で福永騎乗のサクセッション(右)は藤田菜七子のグレイトホーンと競り合い1着(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 東京で勝ち上がったメンバーにインパクトがあった。ダート1400メートルはメンバー中、唯一のノーザンファーム生産馬ヴィンカマヨールが強襲!序盤はじっくり構えて3、4コーナーで外を回ってポジションを上げていく。直線入り口で前を射程圏に入れ、ラスト1Fで勝負あり。稽古は目立たなくても競馬で良さが出た。次は乾いたダートの走りも見てみたい。

 芝1600メートルは今春、豪州遠征で名を売ったクルーガーの全弟サクセッションがV。道中スムーズに流れに乗って直線、追えば追うだけ伸びてきた。距離の融通は利きそう。兄同様、将来性を感じさせる好素材だ。

 阪神ダート1200メートルはジェネティクスが1番人気で勝利。西村厩舎の現2歳は未勝利勝ちを含め早くも4頭が勝ち上がっている。

続きを表示

2019年6月17日のニュース