【ユニコーンS】ファラオ 頭差制し芝&ダ重賞二刀流V

[ 2019年6月17日 05:30 ]

<ユニコーンS>福永のワイドファラオ(右)はM・デムーロのデュープロセス(左)と競り合い1着(撮影・西川祐介)
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 東京のユニコーンSは16日行われ、ワイドファラオが芝&ダート両重賞制覇を達成。今年のクラシック2冠を制した角居厩舎の3歳勢から、また新たなスター候補が誕生した。

 確信を持っての二刀流挑戦。ワイドファラオの馬上で“ドヤ顔”だったのが福永だ。「やっぱりダートは走りますね!」。デビュー前から砂路線を提言していただけに会心のV。「芝からいきなりダートを勝つ。自分が乗った馬ではメイショウボーラー(芝重賞2勝、ダート重賞3勝)を思い出す」と上機嫌だった。

 最内枠から好スタートを決めると「あの形から控えてもリズムを崩されるので」とハナへ。前半3F33秒9のハイペースでレースを支配した。直線はさすがにバテた様子でも、残り200メートルでデュープロセスに並ばれてからが真骨頂。「勝負根性、気持ちが強いところを見せてくれた」。ゴール前は首の上げ下げで頭差リードを守り切った。

 産駒にダート活躍馬が並ぶヘニーヒューズの子。ニュージーランドTを含め芝で2勝を挙げるが、福永は早くからダートで真価を発揮すると考えていた。「最初からオーナーにはダートだと話していた。それを実証できてよかった」。メイショウボーラーは05年に砂初戦のG3ガーネットSを制し根岸S→フェブラリーSと3連勝。「そうやってG1で活躍した馬もいるし、頑張ってほしい」と大きな期待を寄せた。

 ダート初挑戦でのユニコーンS制覇は初めて。幅田昌伸オーナーも「今、はやりの二刀流ですね。可能性はいろいろあるし、芝かダートかは先生(角居師)にお任せします」と笑顔を見せた。芝G2にダートG3はもう手にした。あとは芝G1?ダートG1?二刀流ホースの“サイクルヒット達成”に夢が広がる。

 ◆ワイドファラオ 父ヘニーヒューズ 母ワイドサファイア(母の父アグネスタキオン)牡3歳 栗東・角居厩舎所属 馬主・幅田昌伸氏 生産者・北海道新ひだか町フジワラフアーム 戦績6戦3勝 総獲得賞金1億40万3000円。

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