菜七子ら所属騎手3人育てる根本師の“当たり前”

[ 2016年7月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=21日】藤田菜七子の師匠・根本康広師(60)。師の騎手時代といえば、85年天皇賞・秋でギャロップダイナでシンボリルドルフを撃破したこと、メリーナイスで87年ダービーを勝ったこと、そして有馬記念での同馬での落馬…。失礼な話だが、村松はそれ以上のことをあまり知らなかった。追い切りが少ない木曜日。こんな日は、ゆっくりと師の“昔話”に耳を傾けることにした。

 「デビューが77年。97年の引退まで2633鞍に騎乗して235勝。障害にも乗った。44戦して9勝。中山大障害は3勝しているんだよ」

 平地・障害両方のG1を勝っている物凄いジョッキーだったのだ。「昔は師弟制度がしっかりしていた。乗り鞍は限られていたけど、みんな勝たせようと一生懸命やってくれた」

 現在、丸山、野中、藤田菜七子と異例ともいえる3人の所属騎手を抱える。このご時世、楽なことではないが「自分が厩舎に育ててもらった。当たり前のことでしょう」とニッコリ。菜七子が「根本厩舎所属で良かった」と話す理由が、分かった気がした。

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