【オークス】“レイアの子”レジーナにかける深い愛情

[ 2014年5月21日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=20日】先週土曜の京都11R・都大路Sでグランデッツァが復活V。お祝いを言おうと岡崎は平田厩舎へ。馬房をのぞくと、担当の鍋谷智之助手が笑顔で愛馬をブラッシングしていた。

 「ホント、良かったですよ。日本レコードで勝てたことでスピードを証明できたし、これで種牡馬になれるんじゃないかと期待してるんです。時計が時計だったので、先生も脚元を心配していましたが、今のところ問題ありませんよ」

 そして話題は今週へ。もう1頭の担当馬ベッラレジーナがオークスに参戦するのだ。前走スイートピーS2着で出走権を獲得。今回は一気に相手が強化されるが、「“確変”が続いてほしいですね」と口にするあたり、まんざらでもない雰囲気だ。

 「デビュー当初は頼りなかったけど、今は乗っていて安定感があります。まだ素質だけで走っているし、本当に良くなるのは秋だと思いますけど、どこまでやってくれるか楽しみです」。母ベッラレイアは07年オークスで1番人気に推されながら、鼻差2着で涙をのんだ。そんな偉大な母も、鍋谷助手は古馬になってから手掛けていた。「新馬戦のパドックで引っ張った時、初めての気がしなかったんです。斜め後ろから見る感じが“レイアの子だな”って感じでね」。

 4日後に迫った大一番。“何か不安はありますか?”と意地悪な質問をすると、少し考えてから、こう返した。「今回は連れ馬(帯同馬)がいないので、寂しがらないかな…というのはあるけどね。そうなったら寝袋でも買って、オレが馬房で過ごしますよ」。深い愛情を受けてスクスクと育った“愛娘”の晴れ舞台。鍋谷助手にとっては一生忘れられないレースになるはずだ。

続きを表示

「2019 天皇賞(秋)」特集記事

「スワンS」特集記事

2014年5月21日のニュース