長谷川穂積氏 井上尚弥にTKO負けのネリが「めっちゃハッピー」と思うワケ「10試合分ぐらいの…」

[ 2024年5月16日 12:02 ]

長谷川穂積氏
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 プロボクシング元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏(43)が15日深夜放送のTOKYOFM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木深夜1・00)に出演。6日に行われた4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)が挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)を6回1分22秒TKOで下し、防衛に成功した試合について語った。

 この日は親交があるお笑いタレントの小籔千豊とトークを展開。小籔はかつてドーピング疑惑、体重超過など悪行で話題となったネリについて「昔の僕やったら、悪いことするからや、と思ってたんですけど、途中で1回ダウン、ネリさんしはった時もワーッて言うてんのちょっとかわいそうやったし、あんだけ腹立ってたのに」と同情した。

 「最後の(井上の)KOの時も凄いKOではあったんで、うれしいのは7割、6割ですけど、3割、4割はちょっと嫌われた日本にわざわざ東京ドーム来て、今回真面目にしはって、そんで強かったし、この人井上さんと、こんだけ6ラウンドまでもって戦えるだけ凄いのに、井上さんの方が凄かったんでしょうか、バーンと負けはった後かわいそうやなって思うようになりました」とも語った。

 長谷川は「ただまあネリは、この試合をやったから、数億(円)持って帰ったんですよ。他の試合だったら多くても数千万円」と明かすと、「だから、この試合をやらなかったら一生得ることのなかった大金を持って帰ったから、僕はまあバーンと負けてああ、ちょっと倒れた、かわいそうやなって思った時も一瞬ありましたけど、でもこいつ、10試合分ぐらいのファイトマネー1回で持って帰ったから、めっちゃハッピーだと思いますよ」と推測した。

 「でしかもダウン1回ネリ取ってるんで、“もう俺の仕事はやった”って絶対思うてるんですよ」と断言。小籔が「一生言えますよね」と話せば、「一生言えます」「だからもうネリはホクホクで帰って行きましたねえ」と言い切った。

 小籔がそれでも「でもまあ、その位置へ行けるくらい、なんやかんや悪童とか言われながらも井上さんと闘える権利を持つことができたというのは選ばれし人間と言うか凄いですわ」と称えると、長谷川氏は「いや、そうです、そうです」「みんな闘いたいんですよ」と同調した。

 

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