市川男女蔵「今の自分見せる」　父・左團次さん一周忌追善で「團菊祭五月大歌舞伎」出演

「團菊祭五月大歌舞伎」の昼の部「毛抜」に出演する市川男寅（左）と市川男女蔵
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　歌舞伎俳優の市川男女蔵（56）が16日、都内で「團菊祭五月大歌舞伎」（東京・歌舞伎座、5月2～26日）の取材会に出席した。長男の市川男寅（28）とともに、昼の部「毛抜」に出演する。

　昨年4月に亡くなった父・市川左團次さんの一周忌追善として実施され、前日15日の命日に納骨を済ませたことを報告した。

　尾上菊五郎（81）ら豪華出演陣の中での主演となり「自分の“ビビリ”が出ていますが、今の男女蔵を見せるだけ」と語った。

　市川團十郎（46）は、演出をサポートする役割の「後見」という立場で舞台を見守る。

　男女蔵は「市川宗家の後見なんて聞いたことがない。ありがたいの一言です」と感謝した。