元横綱の曙太郎さん死去 著名人から追悼の声 能町みね子氏「すばらしい横綱だった」

[ 2024年4月11日 10:51 ]

賜杯を手に笑顔の曙(1997年撮影)
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 プロレスラーとしても活躍した元横綱の曙太郎(本名=チャド・ジョージ・ハヘオ・ローウェン)さんが、心不全で死去したことが11日に分かった。54歳。告別式は家族のみで執り行われた。

 曙さんの訃報に、著名人から悲しみの声が上がった。

 大の好角家として知られるコラムニストの能町みね子氏は自身のXで、「曙さん闘病長かった……すばらしい横綱だったし親方として残ってほしかったよ、、本人も残りたかったと思うし、、」と無念をつづった。

 新日本プロレスの永田裕志は「横綱とはプロレス入りされてお会いしてからとても仲良くさせて頂きました」と回想。「私の自主興行東金大会のメインでタッグを組ませて頂いたのはとても素晴らしい思い出です。ご冥福をお祈りします」と追悼した。

 紀藤正樹弁護士は「最強期の曙は本当に強かった。貴乃花がまったく敵わなかった。その体躯から見ても歴代最強の横綱。とても残念」と悼んだ。

 曙さんは1969年5月8日生まれ、アメリカ・ハワイオワフ島出身。花田虎上、貴乃花ら「花の六三組」として1988年3月場所で初土俵を踏み、90年9月場所で新入幕。93年1月場所で13勝2敗で優勝し横綱に推挙され、3月場所で外国人力士初となる第64代横綱として土俵を踏んだ。幕内優勝11回。横綱在位中の1996年4月に日本国籍を取得。2001年1月場所で引退し、03年にK-1出場を表明。プロレスラーとしても活躍した。

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