加山雄三　故郷・茅ケ崎に“黄金像”「幸せだなあ～！」87歳誕生日に除幕式　47年ぶり名誉市民証も贈呈

銅像の除幕式に登場した加山雄三
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　11日に87歳の誕生日を迎えた歌手・加山雄三のモニュメント（銅像）が同日、茅ケ崎市役所内広場に建てられ、除幕式が行われた。

　「茅ケ崎名誉市民」でもある加山本人も式典に出席。ゴールドの等身大の銅像の除幕とともに、名誉市民証贈呈式にも臨んだ。名誉市民証が贈られるのは47年ぶり5人目。

　テレビの収録以来2年ぶりの凱旋となった加山からは「若大将おかえりなさい！」と出迎えられると、「最高の誕生日になりました。幸せだなあ～！」の決め台詞も飛び出した。黄金に輝く加山の銅像の左手にはアメリカのモズライト・ギターが添えられている。

　加山は式典後「いや～よく作ったなあと思いますよ。本当にご苦労さんて気持ちでいっぱい。みんなに心からありがとう！みんなに茅ケ崎に来る度に銅像の前で写真撮ってもらいたいし、その度に加山雄三を思い出してくれるんだろうと思うよね。本当にありがとうありがとうって気持ち」と喜びの思いを発表した。

　茅ケ崎商工会議所がクラウドファンディングを通じて支援を募り、昨年2月21日に目標額の1500万円を達成した。

　同会議所が中心となって進める茅ケ崎の地を発祥とした「湘南サウンド」を後世に残そうとする取り組みの一環。「音楽のまち」として発展させるとともに、新たな才能の発掘につなげるため銅像の制作が企画された。

　来場者は約2000人で、クラウドファンディングの支援者が約500人、1500人ものファンが駆け付けた。