松下洸平 川口春奈主演のTBS新ドラマ出演決定 「9ボーダー」年齢に思い「30代をどう生きるかと…」

[ 2024年2月29日 13:01 ]

4月期のTBS金曜ドラマ「9ボーダー」に出演する(左から)井之脇海、松下洸平、木戸大聖(C)TBS
Photo By 提供写真

 女優の川口春奈(29)が主演を務める4月スタートのTBS金曜ドラマ「9ボーダー」(金曜後10・00)に、俳優・松下洸平(36)が“キーマン”として出演することが発表された。松下が同局のドラマに出演するのは、22年放送の日曜劇場「アトムの童」以来。「一生懸命、素敵なドラマにしていきたい」と抱負を語った。

 「恋はつづくよどこまでも」などで知られる脚本家・金子ありさがオリジナル脚本を手掛けるヒューマンラブストーリー。「中学聖日記」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」の新井順子プロデューサーと再タッグを組む。映画「ずっと独身でいるつもり?」「君が世界のはじまり」をはじめ、テレビドラマの演出も手掛けるふくだももこがメーン監督を担当する。

 10代、20代、30代…年齢を重ねていくと誰もが直面する「大台」の年齢への期待と不安。“モヤり”“焦り”ながら恋に仕事に立ち向かい、生きる道を探してラストイヤーを駆け抜ける、川口春奈・木南晴夏・畑芽育による“ボーダー3姉妹”の姿を描く。

 この“ボーダー世代3姉妹”を取り巻く役どころとして、松下洸平が“キーマン”を演じることが発表された。新井プロデューサーとは、ギャラクシー賞ほか数々の賞を受賞した金曜ドラマ「最愛」以来のタッグとなる。

 松下が演じるのは、とあるバルで働く“コウタロウ”と呼ばれる男。コウタロウは物語を大きく動かしていく“キーパーソン”となるが、どんな人物で、どのように登場人物たちと関わっていくのかなど、そのすべては放送をもって明かされる。

 松下はタイトルにちなみ、自身の「9ボーダー」を回顧。「29歳のときのことはすごくよく覚えています。もうすぐ30歳になることよりも、その先の30代をどう生きるかということを考えていました。でも、20代の頃に細々と悩んでいたことが、30歳になったときに、“なんかもうなるようにしかなんないな”って何か吹っ切れた記憶があります。そこからは開き直れたからこそできたこととか出会えた人もいて、少しずつ自分自身が変わって僕はすごく良かったと思っています」と振り返った。

 ドラマについては「台本を読ませていただきましたが、すごくわかりみが深いセリフや感情がたくさん詰まったドラマだなと思いました。僕ら3人も3姉妹にどう絡んでいくのか、そして支え支えられながら、一生懸命素敵なドラマにしていきたいと思っています」と意気込んだ。

 松下に加え、「義母と娘のブルース」で好演が光った俳優・井之脇海が「自由奔放な公認会計士」役、Netflixオリジナル「First Love 初恋」出演で話題となった木戸大聖が、同局ドラマ初出演で「ヒロインの幼馴染」を演じることも合わせて発表された。

 井之脇は「9ボーダー」について「僕が19歳の頃は20歳で成人だったので成人目前で。高校を卒業して2年経つぐらいで自分としてはもう大人なのに、法律的には大人じゃないことへのもどかしさはすごく感じていました。耐える19歳というイメージでしたね」と振り返り、木戸は「すごく当たり前のことですが、10の位の数字が変わるんだっていう衝撃はありました(笑)。20歳になったら20代って言わなければいけないから、大人にならなきゃなっていう気持ちでした。あと、10代の頃に駅伝大会の中継を見ながら“20代の方ってすごく大人だな”と思っていましたが、気づいたら自分もその歳になっていて。自分はそんな大人になれているのかなというのはすごく感じました」としみじみと打ち明けた。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年2月29日のニュース