TKO木本武宏、初の書籍出版　“7億円”巨額投資騒動の経験つづる「おいしい話なんてこの世にはない」

「TKO」木本武宏X（@TKO_KIMOTO）から

　お笑いコンビ「TKO」木本武宏（52）が、投資トラブルの経験を記した自身初の書籍「おいしい話なんてこの世にはない　どん底を見たベテラン芸人がいまさら気づいた56のこと」（KADOKAWA）を出版することを発表した。4月12日発売で、今月22日から予約を開始する。

　木本は22年7月、総額7億円にのぼる巨額の投資トラブルが発覚。一時芸能活動を休止し、所属事務所を退社する騒動に発展。謝罪会見を開き、その後、相方・木下隆行とともにコンビ活動を再開させていた。

　騒動から約1年半が経ち、木本は「この度、書籍を出版することになり　予約を開始することになりました」と報告。「投資騒動を経て、私がどうなって何を気づき今どう考えて生きているか…ざっくりと言えばそんな本です」と説明した。

　内容について「アドバイスとか教示になるような気持ちで書いていません　もう一度立ち上がって自分の人生を頑張ってみようと思った今の心のうちをただ吐き出す気持ちで連ねました」と告白。「生きてると誰でも色んなことがありますが僕のような馬鹿には人が経験しなくていい余計な項目が更に増えます　そんな人間でも引き続き自分をやっていくしかない　そのために50歳を過ぎて初めて自分と　とことん向き合いました」と思いを込めた。

　タイトルは「おいしい話なんてこの世にはない　どん底を見たベテラン芸人がいまさら気づいた56のこと」。「初めて一人で出版する本でもあります　是非読んで頂きたいです！」と呼びかけた。