渡辺えり 昭和の名優たちの豪快エピソード あの大物は「台本を全部捨てちゃうんですよ、最初に」

[ 2024年2月15日 16:20 ]

渡辺えり
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 女優の渡辺えり(69)が15日放送のフジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲスト出演。昭和の名優の豪快エピソードを披露する場面があった。

 この日は4月に開幕する舞台「さるすべり」で共演する女優・高畑淳子とともに出演。2人は共演は21年の舞台「喜劇 老後の資金がありません」の共演以来。

 「大物俳優の豪華エピソード知ってる、っぽい」というイメージにそろって「〇」を挙げた2人。高畑は「緒形拳さん、2時間ドラマでリハーサルみたいのやるじゃないですか。“このシーン、いらねぇんじゃないか”って、よく言うんですよ。そのシーンカットになるんですよ。また次のシーンやると“このシーンいらないんじゃないか!”って言って。全部なくなっちゃうんですよ、尺が。あれ、どうしたんだろう…」と苦笑した。

 MCの神田愛花が「それは大物だから?」と聞くと、高畑は「やっぱり確かめるんですね、お芝居を。台本があるからその通りやるんじゃなくて、肌合いを確かめて、“これはいらねぇ”“これはいらねぇ”っておっしゃるんですよ。確かに筋は通ってるんですよ。でも、尺がなくなっちゃうんですよ」と笑った。

 すると、渡辺も「昔はそういう人いっぱいて。自分でも演出力があってやってる人もいっぱいいて。みんないうこと聞いてましたよね」と証言。「ショーケンさんなんかも台本を全部捨てちゃうんですよ、最初に。全部アドリブですよ」と2019年に亡くなった萩原健一さん(享年68)について言及。「その場、その場でずっとやってました、連続ドラマを、奥さん役で。(自分も)アドリブで全部」と振り返った。

 「それ(アドリブの芝居)が使われて、次の台本に反映されるんです。それをまた捨てちゃって、全部アドリブです。息詰めてやってました。昔はそういう人多かったですよね」と明かした。

 これに、高畑も「西田(敏行)さんとか市原悦子さんも台本通り、そのままやることはないんですよ。なんかフラフラとセットを見て、確かめて、肌合いを考えるみたいな、犬みたいな感じです」と話した。

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