松本人志 元裁判官が推察「全部弁護士に任せたほうがいい。活動休止に違和感」提訴取り下げ&再提出も…

[ 2024年2月15日 17:02 ]

ダウンタウンの松本人志
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 一連の週刊文春での報道を巡り、提訴したダウンタウン松本人志側の訴状が文春側に送付されるのが遅れている状況を受け15日、読売テレビ「ミヤネ屋」で法律の専門家が進捗状況について推察した。

 以前の放送で指摘されていたのは「裁判所から訴訟内容の補正を求められているのではないか」という点。ただ、40年近い裁判官の経験を誇る原道子弁護士は「訴えを出した時と現在では事情が変わって戦術を変える必要が出てきたため、いったん取り下げてすぐに出すという方針になった可能性がある」という考えを示した。裁判所から補正を求められた可能性もあるが「それは体裁的にカッコ悪いので、それなら再提出という弁護士の方は一定数いらっしゃいます」と過去の経験から語った。

 世間的にも裁判の迅速化を求められている中、通常は提訴から30日以内の期日設定をするが、すでに松本側が提訴してから約3週間が経っている状況。原弁護士は「非常に遅いですね」と語り、加えて「弁護士と松本さんの打ち合わせの中で、戦術が変わってきた可能性もある」と指摘した。

 同じく番組に出演していた亀井正貴弁護士は「社会的注目度も高い事案なので、相手方の動きを見ながらというのもある」とすでに駆け引きが始まっている可能性についても言及。すると、共演の元衆院議員の杉村太蔵氏が「第7弾まで出て、それを見ながら訴状を変えるというのはあり得るのでしょうか」という質問に、亀井弁護士は「それはあり得ると思います」と肯定した。

 文春はこの日、松本に関する第7弾となる記事を掲載。そのため、定期的な文春側の報道によって、その内容を吟味して刻々と訴訟内容が変わってきている可能性もある現状だ。杉村氏は「松本さんが何を望んでいるかなんですが、僕なんかは裁判は弁護士さんに任せて、松本さんは会見を開いて早々に復帰してもらいたいと思う」と発言。

 これについて原弁護士も同意。「私も裁判のために出演しないというのは違和感があります。裁判は事情を全部弁護士に話して任せればいいのに、どうして活動を止めてしまうのか不思議で、裁判は裁判、ご自身の人生は人生と考えられたほうがいいと思う」と、松本の選択を疑問に感じていた。

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