杏 難役にも「今の自分だったらできるかも」母の思い込め熱演 主演映画「かくしごと」

[ 2024年2月7日 05:00 ]

映画「かくしごと」に出演する、上段左から、杏、奥田瑛二、中須翔真。下段左から、佐津川愛美、安藤政信、酒向芳
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 女優の杏(37)が映画「かくしごと」(監督関根光才、6月7日公開)に主演する。あるウソをきっかけに展開するヒューマンミステリー。杏は記憶喪失の少年の母になりすます女性を演じる。

 原作は北国浩二氏の小説「嘘」。主人公は父の介護のため田舎へ戻った女性。ある日、事故で記憶を失った少年を助ける。虐待の痕を見つけ、少年を守ろうと自分が母親だとウソをついて一緒に暮らし始める。やがて本物の親子のようになっていくが、幸せは長くは続かない。

 杏自身も3人の子供を育てる母。「難しいシチュエーションの役。ただ、今の自分だったらできるかもしれないと思い挑みました」と覚悟を持って臨んだ。「主人公の行動は果たして良いことなのか、悪いことなのか。自分だったらどうするかなど、見終わった後に誰かと話したくなる映画です」とPRした。撮影は2022年8月で直後にフランスへ移住。渡仏前最後に撮影した作品となる。

 少年を子役の中須翔真(とうま、12)、父を奥田瑛二(73)が演じる。

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