王将戦第4局1日目終了 40手目封じた菅井 1時間35分の考慮で今期王将戦自身最長考更新

[ 2024年2月7日 18:12 ]

熟考する藤井王将(右)、菅井八段(撮影・藤山 由理、大城 有生希、会津 智海、光山 貴大)
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 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=に菅井竜也八段(31)が挑戦する第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第4局が行われている7日午後6時、菅井が40手目を封じ、1日目が終了した。

 午後6時を迎えると、すぐに菅井が封じる意思を示し記入。5分後に対局室に戻り、藤井から署名をもらい、立会人の中村修九段(61)に手渡した。

 後手の菅井は4手目に△3二飛と回る珍しい形の三間飛車を選択し、それに対し藤井は▲2二角成と角交換。お互いに角を打ち、開始から約20分で馬を作り合った。乱戦模様かと思われたが、その後は王を囲い、攻めの主導権を巡って構想力が問われる将棋に。前例のほぼない局面となり、両対局者は深い読みを入れていた。封じ手にあたる40手目は1時間35分の考慮。今期王将戦で菅井の最長考記録となった。

 消費時間は藤井が3時間35分、菅井が4時間2分。2日目はあす8日午前9時から再開する。

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