これが派閥裏金の一例!?元二階派の金子恵美氏「二階派入る前に他派閥から300万を提示」

[ 2023年12月26日 16:13 ]

金子恵美氏
Photo By 提供写真

 元衆院議員の金子恵美氏が26日、TBS系「ゴゴスマ ―GO GO!Smile!―」に出演し、初当選した12年に二階派へ入る前に別の派閥から「300万円の提示を受けて、勧誘された」と明かした。公然の秘密ともいえる派閥が作っている裏金の使い道の一例とも言える内容で、番組出演者からも驚きの声が上がった。

 金子氏激白の発端は、先週末に起こった自見英子地方創生担当相の二階派退会をめぐるドタバタ劇。自見氏が派閥からの離脱を表明したにもかかわらず、同派の事務総長は「受理していない」と発言。さらに派閥の領袖、二階俊博氏が激怒しているという報道もあった。

 金子氏はこの騒動について「自見さんからすれば自分個人に批判がくるので離脱したい。ただ、二階派の方は副大臣も経験していないのに大臣にしてやったのは派閥の力であると言いたい。なのに、どう対応すべきか相談もないのかという思いはあるのではないか」と解説した。

 派閥として発言力を高めるためには、やはり数の力が物を言う。その一例として金子氏は冒頭の“袖の下”について発言。「数を増やすために私のところにもお金が積まれたんだと思います。地方議員だった私としてはとても驚きましたが、それはお断りして二階派に入りました」と当時を振り返った。

 その裏金問題を現在、東京地検特捜部が全力で捜査中。金子氏は知人の議員の話としてすでに多数の自民党安倍派の議員が東京地検から任意で事情聴取を受けていることも明かした。

 「私が聞いた話では、3時間に及ぶ聴取を受けたという議員もいらっしゃいます。それも一日だけではなくて、二日に渡って聴取を受けた人もいる」。また、参院選が行われた年には安倍派が全額キックバックしていたという報道を受け、金子氏は今回の疑惑でカギを握るのが世耕弘成参院幹事長の可能性を指摘。「参議院のドンに近づいている人物。力と求心力を見せたかったのでは」と推察していた。

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