「どうする家康」最終回 直政“不在”板垣李光人「あの輪に…」も撮影9カ月は「殿と過ごした充実の日々」

[ 2023年12月26日 11:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」最終回パブリックビューイング。浜松会場に登場した(左から)本多忠真役の波岡一喜、井伊直政役の板垣李光人、稲役の鳴海唯(浜松市提供)
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めたNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月17日、15分拡大で最終回(第48話)が放送され、完結。主人公・徳川家康ゆかりの地、静岡・浜松・岡崎で初回(1月8日)に続いてトークショーが開催された。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛けた大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描いた。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 最終回は「神の君へ」。徳川家康(松本潤)は豊臣との決戦に踏み切り、乱世を終える覚悟で自ら前線に立った。真田信繁(日向亘)らは家康の首をめがけて攻め込む。徳川優勢の中、千姫(原菜乃華)は茶々(北川景子)と豊臣秀頼(作間龍斗)の助命を訴えたものの、家康が下した決断は非情だった。翌年、江戸は活気に満ちあふれ、僧・南光坊天海(小栗旬)は家康の偉業を称え、乳母・福(のちの春日局)(寺島しのぶ)は竹千代(のちの徳川家光)に“神の君”の逸話を語る。そんな中、家康は突然の病に倒れ…という展開。

 徳川VS豊臣の最終決戦「大坂夏の陣」(慶長20年、1615年)、翌年(元和2年、1616年)の徳川家康の臨終が描かれた。

 <静岡>

 松本、於大の方役の松嶋菜々子、大久保忠世役の小手伸也、阿茶局の松本若菜、今川氏真役の溝端淳平が登壇。

 <浜松>(放送終了後)

 ▼井伊直政役・板垣李光人(ラストの回想の)家臣団のシーンを見て、殿と9カ月、共に過ごした充実した日々を思い出しました。(岡崎時代の回想だったため、直政は不在)できれば、あの輪に加わりたかったです。長丁場、お疲れさまでした。

 ▼稲役・鳴海唯 「どうする家康」を通して私のことを知ってくださった方も多いと思います。ステップアップして皆さんと再会できるよう頑張ります。

 ▼本多忠真役・波岡一喜 生まれ故郷の大阪、一番長く過ごしている東京に次いで、これまで浜松は「第3の故郷」と言ってきましたが、東京を抜いて「第2の故郷」になりました。また違う作品で浜松に来れることを願っています。

 <岡崎>(放送終了後)

 ▼平岩親吉(七之助)役・岡部大 思わず泣いちゃいました。(静岡会場の松本に)殿、本当にお疲れさまでした。家臣の一員としてお仕えできて、うれしかったです。これからも殿って呼んでいいですか?(松本は「よろしくお願いします)

 ▼本多正純役・井上祐貴 会場の空気を見ると、皆さんにもきっと伝わったんだなと思いました。

 ▼五徳役・久保史緒里 言葉にならない思いでした。話していたら泣いてしまいそう。ここまで来たんだなと、そういう思いになりました。

 総集編(4章構成)は今月29日(後1・05~5・49)に放送される。

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