【箱根駅伝】青学大・原監督「ギネス申請レベル」5000メートル平均タイムに自信

[ 2023年12月14日 14:07 ]

<箱根駅伝>壮行会の青山学院大・志貴勇斗主将(左)と原晋監督(撮影・長久保 豊)
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 来年1月2、3日の箱根駅伝で2大会ぶりの覇権奪回を狙う青学大が14日、都内の青山キャンパスで壮行会と会見を行った。

 今大会、就任20年目の原晋監督は「負けてたまるか!大作戦」を発令し、2年連続3冠が懸かる駒大1強へ待ったをかける。準優勝だった11月の全日本大学駅伝からの上積みについて指揮官は「20年間変わらず、青学、原メソッドの中で逆算している。流れが大きく変わることはないが、質量ともベースアップできている」と仕上がり状態を語った。

 5000メートル上位の平均タイムが14分00秒台であることを引き合いに「ギネスに申請しても良いくらいの組織力。例年以上の記録を出している。5000、1万、ハーフのタイムは過去最高レベル。自信を持って箱根駆け抜けてくれると思っている」と話した。

 前回大会の勝敗を分けた鍵の山上り、山下りの5、6区間については「上りの候補者は若林、黒田の2枚。昨年から下見して進めている。例年と同じ流れ。夏合宿で1度やるタイムトライアルを2回している」とし「下りは山内、松並、野村の3枚を準備している。実際のコースを下見している。複数回、タイムトライアルすることで本番のタイムとの比較が可能。比較しながら適正を見極めたトレーニングしている」と明かした。

 1区については中大の吉居大和、駒大の佐藤圭汰らライバルの名前を挙げ、その2人が配置された場合は「ハイペースになる」と予想。「それ以外なら最後の六郷橋で勝負と分析している」とした。エース区間の2区については「1万メートルの絶対スピード、全体のマネジメント。坂の適応能力で決まる」とし、候補者として黒田はじめ、佐藤、太田、荒巻を列挙。どの選手を投入しても1時間7分台を見込める陣容だという。

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