羽生結弦さん 災害救助の訓練レポート、救助犬と触れ合い笑顔 大震災で被災…備えの大事さ訴える

[ 2023年12月14日 17:41 ]

羽生結弦さん
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 フィギュアスケート男子の五輪連覇者でプロとして活動する羽生結弦さん(29)が14日、日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)に生出演。災害救助の訓練の現場をレポートした。

 「スペシャルメッセンジャー」としてスタジオに登場。「災害や防災について考える、『伝えたい思い』。3回目の今日は警視庁特殊救助隊を取材しました」とし、災害から命を守るスペシャリストがどんな訓練をして、どんな思いで救助活動しているか実際に取材した。

 災害救助の現場に投入される救助犬のシェパードと戯れ「かわいいね、いい子だね」と笑顔。

 また、防具を装着し、ロープを使って崖などを降りる想定の訓練や水害訓練で救助される側にも挑戦。「『絶対に助けます、あきらめないでください』と力強いお言葉でした。災害に遭ったりすると、とても不安になりますがそれでも生きることをあきらめないことが大事だと改めて思いました」と語った。

 訓練で救助される側に立ち「救助隊の方々から励ましの声をかけてもらって、とても安心できました。訓練ではありましたが救助されて、はしごを降りる時、急がなきゃという気持ちにもなってしまいましたが、ゆっくりでいいよ!と声をかけていただいてとても安心できました」と振り返った。

 高所から降下訓練についても「僕の場合は(着地は)氷の上ですけど、降下する訓練では着地する技術が洗練されていて熟練されていると感じた。僕らは減速することができないですけれど、減速していくことに怪我につながりにくいことをされてるんだなと改めて感じました」とフィギュアスケートと比較しながら納得。

 自身は東日本大震災で被災し、避難生活を送った経験を持つ。「実際にとても寒い時期だったんですが、非常持ち出し袋は準備していました。ただ、停電が起きてしまったので電気の暖房器具などが使えなくて寒い思いをしました。石油ストーブなどもあれば良かったなと思った。これから寒い時期にもなるので、日ごろから防災について考えてみてください」と呼びかけた。

 羽生さんはこの後のお天気コーナーにも登場。気象予報士の木原実さん、ソラジローとも共演した。

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