「どうする家康」真田信繁 秀頼に掲げた無言“最恐”六文銭「心臓を捧げよ」ネット戦慄…7年前は単騎突入

[ 2023年12月14日 08:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第47話。豊臣秀頼が覚醒!“六文銭”を掲げた真田信繁(日向亘)は…(C)NHK
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月10日、第47話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 第47話は「乱世の亡霊」。徳川家康(松本潤)がイギリス製大筒による攻撃を敢行し、難攻不落の大坂城は崩壊。茶々(北川景子)の妹・初(鈴木杏)と阿茶局(松本若菜)が話し合い、豊臣秀頼(作間龍斗)は大坂に留まるものの、城の堀を埋めることを条件に和議を結ぶ。しかし、乱世を求める荒武者たちが全国から大坂城に集まり続け、豊臣滅亡まで平穏は訪れないと、家康は再び兵を進める。そんな中、初と江(マイコ)は姉・茶々を止められるのは家康だけと訴え…という展開。

 「大坂冬の陣」(慶長19年、1614年)の和睦、徳川VS豊臣の最終決戦「大坂夏の陣」(慶長20年、1615年)に至る経緯が描かれた。

 徳川に下るか、抗戦か。茶々は愛息に決断を委ねる。秀頼は初めて自らの意思を示し、覚醒した。「共に乱世の夢を見ようぞ!」――。豪将たちから喚声が上がる。真田信繁(日向亘)は立ち上がると、秀頼に向かって右手で“六文銭“(三途の川の渡し賃、真田家の家紋・旗印)を掲げ、左胸に。何も言わない。“無言の覚悟”だった。

 SNS上には「これまで見てきた六文銭の中で一番恐ろしかった」「共に冥土へ向かいましょう、というメッセージに他ならない」「六文銭を掲げる信繁が完全に死神」「『進撃の巨人』の心臓を捧げよ!だよ(作中に登場する右手の拳を左胸に当てるポーズ)」「これほど渋い六文銭の使い方があったか」「一言も発しないから、逆に怖い。秀頼様と言葉を交わしていないのに、誰よりも心が通じ合っている。今までで一番震え上がる六文銭だった」「特に2人の会話は描かれていないけれど、たぶん信繁と秀頼には友情ような絆があったんじゃないかな」などの声が上がった。

 次回は最終回(第48話)「神の君へ」(12月17日)。真田信繁(幸村)(堺雅人)を主人公にした2016年の大河「真田丸」と同じく、フィナーレは「大坂夏の陣」。7年前は“堺幸村”が徳川家康(内野聖陽)のみを狙い、一騎、突き進む…という展開だったが、今回はどのように描かれるのか、注目される。

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