「リアル脱出ゲーム」下北沢店が営業終了　8年の歴史に幕「マジかよ…」芸能人からも惜しむ声続々

リアル脱出ゲーム下北沢店X（@ajito_shimokita）から

　株式会社SCRAPが企画・運営する「リアル脱出ゲーム」の東京・下北沢店が、来年年1月8日をもって営業を終了することが分かった。同社公式サイトで伝えた。

　地下1階、地上6階建てのビル1棟を改築し、謎まみれの「アジトオブスクラップ下北沢ナゾビル」として2016年3月に誕生。“ルームの宝庫”として愛された約8年間の影響に幕を下ろす。

　同社は「支えていただいた皆様に、この場を借りて御礼を申しあげます。本当にありがとうございました！」と感謝を記し、現在開催中の人気公演「ふしぎな小部屋からの脱出」「リアル脱出ゲーム×名探偵コナン『チョコレート殺人事件～脱出編／現場検証編～』」「リアル脱出ゲーム×東京リベンジャーズ『終わらない東卍抗争からの脱出』」なども同日に終了すると報告した。

　今後については「下北沢や近隣エリアでよい場所を探し、またSCRAPのお店を構えたいと考えています」とし、「その際には、上記公演もリバイバルの可能性がございます」と呼びかけた。

　店舗公式も、SNSを通じ「閉店します！」と発表。「約8年間リアル脱出ゲーム下北沢店を愛していただき本当にありがとうございました！！まだまだたくさんの人にリアル脱出ゲームを届けていければと思っております！ぜひ遊びに来てください！閉店まで2ヶ月半！駆け抜けます！どうぞよろしくお願いします！！」と記した。

　この発表に、俳優・横山統威は「うっ、嘘だろ…僕の謎解き人生の始まりの場所。大好きな作品が幾つもありました」と投稿。コスプレイヤー・桃月なしこも「えっえっ」「悲しい」と衝撃を受けた様子。多くの利用者から「マジかよ…」「なんと」「寂しい…」「凄く好きな場所でした」と、惜しむ声が寄せられた。