「どうする家康」服部半蔵も最後の任務?山田孝之「ここからは視聴者として」「どこかで隠れているかも」

[ 2023年10月12日 11:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第38話。服部半蔵(山田孝之)と大鼠(松本まりか)は戦況を探り…(C)NHK
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月8日、第38話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第38話は「唐入り」。ついに天下統一を果たした豊臣秀吉(ムロツヨシ)は、次の狙いを国外に求めた。江戸開発に勤しんでいた徳川家康(松本潤)をはじめ、諸大名を肥前名護屋城に集め、唐入りを命じる。朝鮮に渡った加藤清正(淵上泰史)たちから連戦連勝の報が届き、秀吉はご満悦。しかし、家康は苦戦を強いられているという裏情報を入手。家康が石田三成(中村七之助)とともに秀吉の渡航を必死に食い止めようとした時、家康の前に茶々(北川景子)が現れ…という展開。

 今や8000石持ちの武将となった服部半蔵(山田孝之)は御託を並べた挙げ句、「そこまで仰せなら、仕方ない」と戦況を探る“最後の忍び働き”と渋々承諾。指笛も鳴らないが、「おい!」の合図に天井から大鼠(松本まりか)が現れ「呼んだか」。バディ健在だ。

 半蔵と大鼠は島津・毛利・小西などの陣から戦地と直に交わしている文を盗み出し、朝鮮攻めの停滞を家康に報告。明国が助太刀し、冬の寒さもあり「かの地、今頃、地獄の様相を呈していることかと」(半蔵)とした。

 今作のコメディーパートを担い、随一の人気キャラクターを創り上げた山田。番組公式サイトの動画インタビューで「38話までポツポツと出てきてきました。今まで見てくれて、ありがとうございます。これからはどうなるか分かりませんが、もしかしたら、どこかで隠れているかもしれません。これからも色々と見どころがたくさんありますので、楽しんで最後まで見ていただけたらと思います。僕もここからは視聴者として楽しませていただきます」と語った。

 大鼠役の松本は同局を通じてクランクアップを報告。印象に残るシーンとして第25話「はるかに遠い夢」(6月25日)の瀬名(有村架純)介錯を挙げるなど、撮影を振り返っている。

 史実としては、服部半蔵(正成)は慶長元年(1597年)に病没している。

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